梅の咲く季節・二月の最高気温。

先週末の異常な暑さとはうって変わり、本日は肌寒い朝でしたね。院内の梅が咲き始めました。

 

体調管理が難しい気候ではありますが、皆様どうお過ごしでしょうか。

 

昨日は二月とは思えない暑さでしたね。

気温・湿度とも一瞬インフルエンザの流行を忘れるほどでしたが・・。

 

インフルエンザの流行は引き続き足立区のある東京都では警報がでています。

 

国立感染症研究所の調べでは(2/10.発表)、5-9歳の子供の感染がもっとも多く、また入院例も多数見られています。(以下詳細参照★)

 

学級閉鎖も数多く出ていますし、インフルAもBもまだまだ猛威をふるっています。

 

予防にもっとも効果的なのは手洗い・マスク・うがいはもちろん朝起きてすぐの歯磨きも効果的だとのこと。

 

インフルエンザウィルスが細胞内に侵入し増幅する際に、プロテアーゼという酵素が必要になるのですが、そのプロテアーゼは口腔内の細菌が作り出しています。

その一連を歯磨きで減らし、発祥を防ぐというよびかけのようです。

まずは自分の予防から始めてみましょう。

忙しい季節ではありますが、人込みはできるだけ避け体調が悪いときはご相談下さい。

インフルエンザは潜伏期間が2-3日といわれています。さらにインフルエンザの検査は発症し発熱後でもすこし時間をおかないと判定がでないことが御座います。

医師に経過を詳しくお伝え下さいね。

 

 

 ★2016年第5週の定点当たり報告数は34.66(患者報告数171,570人)となり、前週の定点当たり報告数22.57よりも増加した。

都道府県別では神奈川県(48.95)、

埼玉県(47.52)、

愛知県(45.24)、

千葉県(44.91)、

福岡県(44.40)、

北海道(43.75)、

沖縄県(42.03)、

新潟県(41.39)、

東京都(39.43)、

長崎県(39.41)、

山口県(38.42)、

茨城県(37.61)、

大分県(37.59)、

山梨県(36.33)、

広島県(35.10)の順となっており、全47都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。


 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは275箇所(41都道府県)であり、注意報レベルを超えている保健所地域は241箇所(47都道府県)であった。


 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約164万人(95%信頼区間:150~177万人)となり、前週の推計値(約107万人)よりも増加した。

年齢別では、

5~9歳が約40万人、

0~4歳、10~14歳がそれぞれ約22万人、

40代が約19万人、

30代が約18万人、

20代、50代がそれぞれ約11万人、

15~19歳、60代がそれぞれ約8万人、

70歳以上が約6万人となっている。

 

また、2015年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約380万人となった。


 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は1,117例であり、前週(744例)から増加した。

全47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(75例)、1~9歳(468例)、10代(69例)、20代(17例)、30代(23例)、40代(35例)、50代(48例)、60代(101例)、70代(122例)、80歳以上(159例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2016年第1週~2016年第5週)ではAH1pdm09の検出割合が多く、次いでB型、AH3亜型の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照。

国立感染症研究所HP